子育て支援団体ままちょことして、
由利本荘市からの委託事業を受託し、
移住者交流会を開催しました。
Uターン、Iターン、転勤や進学など、さまざまな移住があります。行政の移住支援をうまく使いながら移住する人、一気に移住した後にその後の地盤を固める人、移住の仕方もそれぞれ。秋田に戻ることをAターンともいうそうです。どんな移住も、移住後の生活は各々に委ねられています。
ままちょこは、運営メンバーに、他県他市出身者や移住者が多く在籍しています。わたし自身は、結婚と共に由利本荘市へやってきましたが、その当時は移住なんていう言葉なく、そのための支援もない頃でした。地縁もなく、今まで住んでいたところも文化も違う場所で、すぐに楽しく生活を送れるようになったわけではありません。
その当時に、わたしが困ったことをベースに、わたしのような思いをせずに、生活や地域に慣れていってほしいという願いを込めて企画を考えました。
今回は、手ぬぐいをテーマに、
由利本荘市・中町にあるべに屋さん 齋藤加奈子さんを講師にお迎えして、活用法や使い方などのお話をいただきました。
そのあとは、会場として使わせていただいた喫茶わおん謹製 チョコテリーヌと市内の焙煎所からの焙煎豆の香り高い珈琲で交流会を行いました。
べに屋さんには、プチ販売コーナーもお願いいたしました。クリスマスや新年を豊かに迎えるための手ぬぐいがズラッと。
「こうやって、知っている顔や場所が増えるっていいわね。」といってお帰りになった参加者の方の言葉で、開催してよかったなぁと思いました。
個人的には、田舎はどこも一緒だと思うからです。自然も美味しいものも、それぞれにたくさんあるでしょう。ただ、この地域にしかない、人や場所とつながり合うことが、この地域に移住した醍醐味であり、目に見えない豊かさであると感じます。
私たちままちょこと関わり合った方には、もれなくそれを体感してほしいと思っています。
わたしのわがままオーダーに、ここぞとばかりに協力してくださった
べに屋 齋藤加奈子さん
喫茶わおん 佐藤由香理さん
本当にありがとうございました。